代表挨拶
宮古市川井（旧川井村）は古くから薪や炭の生産が盛んな土地柄で、周辺にはたくさんの製材工場が立ち並んでいました。しかし、生活が豊かになるにつれ、薪や炭の需要は無くなり、海外から大量の木材が輸入され流通するようになると、たくさんあった製材工場は姿を消してしまいました。
しかし、元々そのように林業が盛んで森林資源が豊かな地域であったことから、当社はこの森林資源の有効活用と利用拡大を図り、地域の雇用を守りたいとの一心で社業に取り組んでまいりました。
絶えず変化する時代のなかで、新たな地域材の活用方法として開発したカラマツやスギの構造用集成材は、お陰様で多くのお客様のご支持をいただき、生産量も右肩上がりで、現在では生産開始当初の17倍と伸び続けております。
中山間地域であっても社員一人ひとりが夢を持ち、活き活きと働ける職場を作ることが、地域社会の活性化に繋がるものと考えており、これからも社員一丸となってお客様にご満足いただける製品を作り続けてまいります。
代表取締役社長 澤田 令