夢のマイホームを建てるお客様にとっては大切な1本。
そのことを常に意識して仕事と向き合うことができます。
コロナ禍以降に入社した私は、安定性と将来性を重視していました。
入社時には木材の知識はゼロでしたが、当社は大手住宅メーカーと取り引きがあり、業績や給与、福利厚生などがしっかりしていることに魅力を感じ、入社を志望しました。
入社して改めて実感したのは、家はさまざまな寸法の木材で作られていることです。そのため1本でも不良品があると施工現場が滞ってしまいます。当社のお客様は住宅メーカーがメインですが、その先の施主様のことも考えながら仕事に向き合うようにしています。
現在は、複数のラミナを積層接着させた集成材の抜け節などを充填剤で補修する作業を担当しています。集成材製造の最終工程であるこの作業は検品にも関わる重要な作業になります。これを怠ると節が抜けた見た目が悪い集成材になるため、施主様の不安や不満につながることが予想されます。納入先となるお客様にも納得いただけるよう、細心の注意を払いながら作業にあたっています。
この仕事の楽しさは、一本の丸太が集成材に加工される全ての工程を見られることです。住宅のどの部分に使用するかによって断面形状や長さなどが異なり、家の数だけその種類があると言っても過言ではありません。自分が手がけた集成材で家が建ち、マイホームを実現したお客様のことを考えることも、また楽しさにつながっています。
今はまだ新人ですが、今後は木材の知識を高め、経験を積むことで会社に貢献することが目標です。機械のメンテナンスなどにも挑戦し、どんな業務もこなせるよう頑張っていきたいです。
この仕事に出会えたことで実感するのは、やりがいのある仕事は人生を豊かに、楽しくするということです。一人ひとりの成長で企業は大きくなります。企業の規模やネームバリューだけではなく、自分らしい働き方、生き方ができる会社をぜひ、見極めてくださいね。